西武・渡辺監督代行 球団ワーストタイ84敗も「数字はもうどうでもいいこと」「来季に向けて」

[ 2024年9月11日 22:14 ]

パ・リーグ   西武2-3日本ハム ( 2024年9月11日    エスコンF )

<日・西>4回、ベンチで肩を落とす渡辺監督代行(撮影・高橋 茂夫)
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 西武は日本ハムに2試合連続でサヨナラ負けを喫した。延長11回、3番手の甲斐野央投手(27)がレイエスにサヨナラ弾を浴びた。今季84敗目となり、西鉄時代の1971年に記録した球団ワーストに並んだ。

 2-2の延長11回、3番手・甲斐野がレイエスからサヨナラ弾を浴び、2日連続サヨナラ負け。153キロの低めの直球を運ばれ、渡辺監督代行は「うーん。バッター、ホームランバッターだもんね。あれ真っすぐだったよね」と悔やんだ。「連投になると、ちょっと緩いかな。1球目を見た瞬間にちょっと緩いなって感じがしたよね」と連投での腕の振りを指摘しつつ、「でもね、やっぱそれまでにしっかり勝負を決めておかなくちゃいけない試合だったかなっていう感じですよね。今日は」と続けた。

 先発・隅田は9回2失点の力投。「今日は本当に良かった。本当にボールの力もあったし、変化球も緩急も使えて、コントロールも良かった」と称えた。7回、水谷に先制2ランを浴びたことに触れ、「痛いのはホームランだけっていう。9回も自分で行くっていう感じで行って、何とか勝ちをつけたかった」と左腕をかばった。

 チームはシーズン84敗目となり、西鉄時代の71年の球団ワースト記録に並んだ。「そんなのは全然。数字はもう全然気にしてないというか、どうでもいいことだね」と指揮官。「今はもう来季に向けて、期待が持てるような、そういうゲームをしなくちゃファンに申し訳ない」と先を見据えた。

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