ド軍先発ビューラー6回途中5失点 立ち上がりから不安定さ露呈 2度目TJ手術から復帰後わずか1勝

[ 2024年9月10日 13:04 ]

ナ・リーグ   ドジャース-カブス ( 2024年9月9日    ロサンゼルス )

カブス戦に先発したドジャース・ビューラー(AP)
Photo By AP

 ドジャースのウォーカー・ビューラー投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠でのカブス戦に先発。6回途中5失点で降板した。

 初回2死一塁から元ドジャースのベリンジャーに右越え2ランを浴び、先制点を与えると、パレデス、ブッシュにも連打を浴び、失点。立ち上がりだけで3点を失った。

 2、3回は走者を出しながらも併殺打で無失点に抑えたが、4回にブッシュにソロを被弾。

 味方打線が2点を返し2-4とした直後の6回は先頭・ベリンジャーを四球で歩かせると、続くパレデスにも中前打を許し、一、三塁とピンチを広げ降板。後を継いだバンダも流れを止めることができずカブス打線に打ち込まれ、ビューラーの登板成績は5回0/3を9安打5失点となった。

 ビューラーは15年のMLBドラフト1巡目(全体24位)でドジャースに加入。ただ、直後に右肘の側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。

 17年にメジャーデビューを果たすと、19年には14勝を挙げるなど順調に成長を遂げ、開幕投手を務めたこともあった。

 ところが、22年8月に2度目のトミー・ジョン手術を行い、昨季は全休。2度目のトミー・ジョン手術からの復帰は、1度目よりもはるかに難しいと言われている中、リハビリに励み今年5月6日(同7日)のマーリンズ戦で約2年ぶりに復帰した。

 ただ、ここまで13試合に登板し、わずか1勝と苦しんでいる。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年9月10日のニュース