大谷翔平 第4打席も右前打放ち2戦連続マルチヒット!ベッツの2ラン呼び込み3点差に

[ 2024年9月10日 13:10 ]

ナ・リーグ   ドジャース-カブス ( 2024年9月9日    ロサンゼルス )

2ランを放ち、大谷(左)に迎えられるドジャース・ベッツ(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠でのカブス戦に「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席も右前打を放ち、2試合連続マルチ安打をマークした。

 2-7の7回の第4打席、先頭で打席に入ると、代わったばかりの相手3番手左腕・スマイリーの初球、内寄りのシンカーを右前に運んだ。さらに右翼手・ベリンジャーの失策で二塁まで進んだ。

 この一打でシーズン164安打となり、エンゼルス時代の2022年に記録した160安打を上回り自己最多を更新し続けている。

 大谷が一気に無死二塁とチャンスメークすると、次打者・ベッツが左翼席へ17号2ラン。点差を3点まで縮めた。

 大谷は初回の第1打席はヘンドリックスの外角チェンジアップに手を出し、遊飛に倒れた。

 3回2死の第2打席はストレートの四球を選んで出塁すると、次打者・ベッツの2球目でスタートを切り、二盗に成功。脅威の24連続成功で今季47盗塁目を決めた。

 0-4の5回1死一塁の第3打席、2ボール1ストライクからの4球目、相手先発・ヘンドリックスのカーブを狙い、中前へ運んだ。これで一、三塁に好機を広げると、次打者・ベッツも中前適時打で続き、三塁走者・テーラーが生還。大谷自身も三塁まで進むと、マンシーの左犠飛で2点目のホームを踏んだ。

 前日8日(同9日)のガーディアンズ戦は第3打席で46号を放ち、「46-46」に到達。前人未踏の「50-50」に向けて着実に歩みを進めている。

 この日の試合前練習では翌10日(同11日)に対戦するカブス・今永の元へ駆けつけ、あいさつ、談笑で親交を深めた。また、試合直前にはカブス・鈴木とそれぞれベンチ前に姿を現すと互いにグラウンドを挟んで視線を合わせてニヤニヤ。仲の良さを見せた。

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