【ロッテ佐々木朗希に聞く】清宮に3安打され「いい打順のバッターに打たれてしまうと得点につながる」

[ 2024年8月22日 21:47 ]

パ・リーグ   ロッテ3―4日本ハム ( 2024年8月22日    ZOZOマリン )

<ロ・日>9回、角中(右)の凡退で2死に追い込まれ、悔しそうな表情を見せる佐々木(中央)(撮影・木村 揚輔) 
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 ロッテの佐々木朗希投手(22)が22日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に先発したが、6回を6安打4失点で降板し、4敗目となった。チームは4連敗で、2位を争う日本ハムに痛すぎる3連敗を喫して、その差は3ゲームに広がった。

 前回登板となった15日の同戦(エスコンF)では、2回に左アキレス腱付近を打球が直撃し、わずか16球で緊急降板したが、中6日でマウンドに立った。2点の先制点をもらった直後の2回。先頭の清宮に1ボールから高めに浮いた157キロ直球を右中間に運ばれる二塁打で無死二塁のピンチを背負うと、続くレイエスにも1ボールからの2球目が高めに浮いて右前に運ばれて失点した。3回も修正できず、清宮にフォークボールを右前に運ばれて同点。さらにレイエスの右犠飛で勝ち越しを許した。再び同点に追いついてもらった直後の5回には清宮に左中間適時二塁打された。

 この試合は3年目の捕手、松川との今季初バッテリーだったが5四球を与えるなど制球が乱れた。

 試合後の佐々木と報道陣の主なやりとりは以下の通り。

 ――投球を振り返って。
 「先制された中で逆転されてしまったので、ここ2戦負けている中で、初回のリードを守り切れなったのは、ふがいなかったかなと思います」

 ――真っすぐ少なくて変化球多め?
 「まあ、初回の入りは良かったんですけど、カウント球とかで真っすぐを狙って来ている感じだったので、要所要所でうまくかたよらないようにはしていたんですけど。変化球自体は比較的いいところに投げ切れたかなと思います」

 ――松川とプランを?
 「そうですね、プランはなく、相手バッターの反応を見ながらその場その場で反応を見ながらやっていこうと」

 ――前回の打球が当たったところの痛みは?
 「全然大丈夫です。(投球に問題なく?)はい、そうですね」

 ――真っすぐも良くなってきた?
 「投げているボール自体はある程度強さもあって、まだ、良かった方かなと思うんですけど、まあ、あの、先頭だったり、相手打線が調子いい中で、力を上回ることができなかったかんと思いますね」

 ――清宮に3安打と打たれた。
 「ミーティングもしてその中で、1打席目、2打席目は少し甘い感じ、甘いボールになってしまったんですけど、ああいういい打順のバッターに打たれてしまうと得点につながるなと思いました]

――最速は161キロ出ていた。
 「前回よりも強さはあったと思うので、まだまだいいボールを投げられると思うんですけど、まあ、試合数も少ないのでその場その場で自分の持っているものを出しきって、いくしかないと思います」

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