元木大介氏が目撃した巨人4番の重圧 清原はストレスで「親指の爪が真っ二つ」 岡本和にも同情

[ 2024年8月13日 16:45 ]

元木大介氏
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 昨季まで5年間にわたって巨人のコーチを務めていた元木大介氏(52)が11日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。“巨人の4番”という重圧について、現役時代に自身が経験した目撃談をまじえて語った。

 この日の放送は、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)が風邪のため欠席。これまで数多く同番組にゲスト出演してきたお笑いタレントのカンニング竹山(53)が代役パーソナリティーを務めた。

 そのなかで、昨季まで元木氏が直接指導してきた巨人の主砲、岡本和真内野手(28)がここまで打撃不振であることについて話が及ぶと「(好不調の)波がちょっと大きな選手でもあるんで」と認めつつ「でも、巨人っていうのはマスコミ球団でもあるので。1試合チャンスで打たなかったら、本当に叩かれっぱなしになっちゃうんですよ」と打撃不振と言われながらも、ここまで全105試合に先発出場して一塁、三塁、左翼と複数ポジションを守り、打率.260(リーグ15位)、17本塁打(同4位)、57打点(同1位)の数字を残している岡本和の立場を思いやった。

 そのうえで、自身の現役時代に巨人で4番を務めていた先輩、清原和博氏(56)についての知られざる逸話を披露した。

 「当時、清原さんとかでも凄くストレスたまってて。親指の爪が真っ二つに割れてるの、黒ぉーく、縦に。で、“どうしたんスか?”って聞いたら“病院行ったんだけど、ストレスだって言われて…”って」。

 これにはソフトバンクファンの竹山も「爪に出るっていいますもんね」と改めて注目球団・巨人の4番という重責に思いをはせ、「まぁね、でもやっぱり憧れの巨人っていうのも僕の世代はまだありますけどね。巨人ファンじゃないけども、やっぱり巨人に入ったらスゲーだろうっていうのは」とポツリ。

 すると、元木氏は「まぁ、その分、凄いのは凄いです。顔もみんなに覚えてもらえるし」としたうえで「だって、俺なんかこれぐらいの成績でこうやってラジオとかも呼んでもらえるんだから」といきなり自虐。同学年の竹山を「いやいやいやいや」「元木さん、成績残してるから!」と慌てさせていた。

 なお、元木氏の現役時代の通算成績は1205試合に出場して打率.262(3397打数891安打)、66本塁打、378打点。

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