元木大介氏が昨季までの巨人コーチ時代を反省 選手たちに「のびのびさせることができなかった」

[ 2024年8月13日 15:38 ]

元木大介氏
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 昨季まで5年間にわたって巨人のコーチを務めていた元木大介氏(52)が11日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。コーチ時代の反省を口にする場面があった。

 この日の放送は、パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(62)が風邪のため欠席。これまで数多く同番組にゲスト出演してきたお笑いタレントのカンニング竹山(53)が代役パーソナリティーを務めた。

 冒頭の“一人しゃべり”で「今朝はあのクセモノと言われた方が、まさか貴明さんが休みとは知らずにやってくる」と話していた竹山がスタジオに招き入れると、元木氏は「タカさん、ご無沙汰しております!」「あれ?タケさんですね?俺、タカさんだと思って来たのに」と早くもノリノリ。ともに1971年生まれで同学年の2人は「勝負の夏!夏を制するものはペナントを制す!?」をテーマに楽しくトークを進めた。

 今週はセ・リーグ編で、来週18日はパ・リーグ編。そのなかで、元木氏はDeNAの9連敗を「大失敗」として優勝戦線脱落を惜しみつつ、広島、巨人、阪神の3チームに絞られたことにまずは触れた。

 そして、巨人について聞かれると「このまま抜けるかと思ったら甲子園でまさかの3タテ」と7月30日~8月1日の阪神戦(甲子園)で同一カード3連敗を喫して首位を陥落した古巣を憂慮。そのうえで「下位のチーム、特にDeNAとかヤクルトに負けてしまうとかなりキツい」と今後を占った。

 昨季までコーチ仲間だった阿部慎之助監督(45)については「かなりストレスたまってると思うんですよ」とし、「テレビでずっと見てるんですけど。表情変えずにやってるんで、凄くこらえているだろうなっていうのはありますね」となかなか抜け出せない指揮官の胸中を思いやる場面も。

 さらに「のびのびやらせている」と阿部巨人の明るい雰囲気を高評価。「阿部監督も厳しいところもあるんで。厳しい時はハッキリも言いますし、選手たちにも。それが逆にいいのかなっていう」と分析したうえで「だから、われわれがコーチをやっている時とかはやっぱ選手がちょっとこう…ビビっちゃってたかなっていう。僕も反省してるんですけど。のびのびさせることが全体的にできなかったかなってのはあるんですよね」と反省していた。

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