【甲子園】木更津総合・五島監督「ミスが出るとダメ」初戦敗退に悔恨 正捕手・羽根が足痛め「動揺あった」

[ 2024年8月10日 14:28 ]

第106回全国高校野球選手権大会第4日・1回戦   木更津総合5-8神村学園 ( 2024年8月10日    甲子園 )

<神村学園・木更津総合>試合に敗れた木更津総合ナイン(撮影・大城 有生希)
Photo By スポニチ

 木更津総合(千葉)は神村学園(鹿児島)に敗れ、無念の初戦敗退。6年ぶりの夏勝利はつかめなかった。

 2回に先制点を許したが、直後の3回表2死三塁から3番・羽根徹平(3年)の右前適時打ですぐさま同点に追いついた。

 1-1の6回は1死一、二塁から4番・井上陸(3年)が2点二塁打を放ち、勝ち越しに成功。3-3の7回は無死三塁から8番・千葉雄斗(3年)の右犠飛で再度、勝ち越した。

 ただ、4-3の7回に先発・千葉がつかまり、この回、失策もあり一挙4失点。後を継いだ救援陣も失点を重ね、敗れた。

 試合後、五島卓道監督は「ミスが出るとダメですね。あまりミスしないセカンド、サードがしましたので。うちの野球ではなかったです」と2回、7回の失策が失点に直結したことを悔やんだ。

 点を取ってもすぐ返される展開に「苦しい展開でしたね。(相手打者が)8人左なので石沢では難しいかなと思ったんですけど、そういう意味では千葉はよく投げてくれました」とし、千葉について「5。6回でダメかなと思いましたけど、またそこで踏ん張る子なので、持ち味は出してくれましたね」とねぎらった。

 ただ、「いつもよりは相手がいいなという感じで。圧力を感じましたかね。相手のバッターが甘いところにいったら打たれるというのがあって、慎重になりすぎました」とした。

 6回には守備の要である正捕手・羽根撤平(3年)が足を痛め、治療。ベンチから戻った直後に相手4番・正林から空振り三振を奪ったが一塁への送球が逸れ振り逃げで出塁を許し、失点につながった。指揮官は「正直言うと、キャッチャーは彼しかいないので、ちょっとベンチも動揺しました。今までケガをしたことがない子なので。足の一度もつったことがない選手なので。時間によっては代えないといけないというのもあって動揺はありました」と羽根の負傷でチーム内に動揺が広がったと悔やんだ。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年8月10日のニュース