日本ハム・水野 6日に1軍復帰 右足関節外側じん帯損傷で離脱、2軍で実戦復帰し好調

[ 2024年8月6日 06:00 ]

日本ハム・水野
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 右足関節外側じん帯損傷で離脱していた日本ハムの水野達稀内野手(24)が、きょう6日の楽天戦(楽天モバイル)から約1カ月半ぶりに1軍昇格することが決まった。すでに2軍ではフル出場するなど、首脳陣も状態の良さを確認。プロ初選出された球宴は辞退するなど悔しさも味わったが、ここから巻き返しを図る。

 勝負の夏へ、頼れる男が帰ってくる。プロ3年目の今季は新人だった22年以来、2年ぶりに遊撃で開幕スタメンを奪取。5月15日の西武戦ではプロ初本塁打を放つなど、勝負強い打撃に加えて安定した守備力で、チームの前半戦の躍進を支えた。しかし、6月21の楽天戦で走塁中に右足負傷。ファン投票で初選出された球宴も無念の辞退となった。

 それでも、地道なリハビリを経て7月26日のイースタン・リーグのヤクルト戦で実戦復帰。4日の同巨人戦では2安打2打点をマークするなど、2軍で6試合に出場し打率・389、2打点と状態を上げてきた。新庄監督も「彼の場合、守備ができるようになれば呼ぶ」と話していたように、攻守において万全と判断したとみられる。

 水野の離脱後、遊撃は上川畑、奈良間らが台頭。直近4試合は2人が交互に守ってきた通り、遊撃の定位置をつかむまでにはいかなかった。「キャンプから言っていたでしょう。今年の水野君はやりますよ」と指揮官から太鼓判を押された男が、勝負の後半戦のキーマンとなる。

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