【甲子園】「金農旋風」再び! 準V18年以来出場の金足農、初戦は西日本短大付

[ 2024年8月4日 14:23 ]

対戦が決まった金足農の高橋佳佑主将(左)と西日本短大付の高峰駿輝主将
Photo By 代表撮影

 第106回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行われ、「金農旋風」を巻き起こして準優勝した2018年以来、6年ぶり7度目の出場となった金足農(秋田)は第3日の第2試合で西日本短大付(福岡)と対戦することが決まった。

 “金農旋風”はいまだ記憶に新しい。2018年の第100回大会。エースの吉田輝星(現オリックス)を中心に、公立の農業校に集まったチームワーク抜群の選手たちが、神がかり的な進撃を見せた。3回戦・横浜(神奈川)戦では8回に逆転3ラン。準々決勝・近江(滋賀)戦ではサヨナラツーランスクイズを決めた。準決勝・日大三(西東京)戦は1点差を競り勝ち、決勝で大阪桐蔭(大阪)に敗れたが、胸を打つ戦いぶりに日本中が震えた。吉田は1回戦から決勝までに881球を投げ抜いた。

 輝星を兄に持つ吉田大輝(2年)が背番号「1」を付け、兄も輝いたマウンドへと上がる。兄がなし得なかった頂点を目指し、全力で腕を振る。

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