巨人・大城卓三 死球後、初スタメンでいきなり適時打 宮本和知さんも「癒し系」の一打に大喜び

[ 2024年8月3日 19:27 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2024年8月3日    東京D )

<巨・ヤ>3回、適時打を放つ大城(撮影・会津 智海)
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 巨人の大城卓三捕手(31)が3日のヤクルト戦(東京D)で「5番・一塁」に入って2試合ぶりにスタメン復帰。心配された死球の影響を見せず、攻守に躍動した。

 まずは0―2で迎えた2回、先頭で入った第1打席で9球粘った末に遊撃への内野安打を放って出塁。自他ともに認める鈍足で知られるだけに、BS日テレで解説を務めた球団OBの宮本和知さん(60)を「貴重な映像だと思います!」と喜ばせると、坂本が二塁打でつないだあとに岸田が逆転3ランを放ち、1点目のホームを踏んだ。

 さらに3―2で迎えた3回には、2死から岡本和が二塁打で出塁。2死二塁で入ったこの第2打席では1ストライクからの2球目、内寄りのスライダーを右前適時打としてチームに貴重な追加点をもたらした。

 解説者席の宮本さんは、ここでも大城卓について「ベンチで温かい空気を出す癒し系」と選手会長の一打に盛り上がるベンチを見て楽しそうにコメントしていた。

 捕手登録の大城卓だが、チーム事情により最近は主に一塁手としての出場。この日は2回、無死二塁で太田が一塁線に放った鋭い打球を直接捕球して一直に仕留めるなど慣れない一塁守備でも奮闘が続いている。

 1日の阪神戦(甲子園)で2―8の7回に岩貞から右脇腹に死球を受け、そのまま退場。2日のヤクルト戦(東京D)ではスタメンを外れ、8回に代打で起用されて四球を選んでいる。

 ▼大城卓 追加点がほしいところでしたので積極的にいきました。コンパクトに振り抜けました。

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