菊池雄星 アストロズ移籍後初登板 初回に痛恨被弾、わずか6球で2失点

[ 2024年8月3日 09:20 ]

ア・リーグ   アストロズーレイズ ( 2024年8月2日    ヒューストン )

登板前にウォーミングアップするアストロズ・菊池雄星(AP)
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 トレードでアストロズに移籍した菊池雄星投手(33)が2日(日本時間3日)、本拠でのレイズ戦に移籍後初登板初先発。初回に2点を失う立ち上がりとなった。

 リズムをつかむ前に捕まった。初回、先頭のディアスに左中間二塁打を許すと、続く2番・カールソンに96.3マイル(約154.9キロ)直球を左翼席まで運ばれ、わずか6球で2点を失った。

 それでも修正力を発揮し、3番のB・ローを直球で、カブスから移籍した4番のモレルをチェンジアップで連続三振。2死から四球は出したが、6番・デルーカは中飛に仕留めて、初回の失点を2でとどめた。

 メジャー6年目、3年契約最終年の今季はブルージェイズで22試合に登板して4勝9敗、防御率4・75。打線の援護が乏しく、勝ち星こそ4つにとどまっているが、開幕からローテを守り、安定した投球を続けていた。

 前回登板7月26日のレンジャーズ戦では5回途中5失点で勝敗つかず。同30日の東部時間午後6時(日本時間31日午前7時)のトレード期限が迫る中、移籍情報も流れていただけに、降板時は地元のファンから温かい拍手を浴び「3年間このチームでやってきて良かった。少し感情的になった」と語っていた。

 「安定感」を高く評価したのが、ア・リーグ西地区でマリナーズと激しい首位争いを繰り広げるアストロズだった。ア軍は現在、通算260勝のバーランダー、昨年15勝をマークしたガルシア、昨年まで2年連続2桁勝利のハビエルらが負傷者リスト(IL)入り。まずは8年連続のプレーオフ進出へ、計算できる先発投手の補強が急務だった。

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