市船橋 コツコツ9犠打で専大松戸に快勝 小技徹底で150キロ右腕を攻略

[ 2024年7月22日 05:00 ]

第106回全国高校野球選手権千葉大会5回戦   市船橋5-1専大松戸 ( 2024年7月21日    千葉県総合 )

<市船橋・専大松戸>8回、ピンチを切り抜け笑顔で仲間を迎える市船橋の選手たち(撮影・松永 柊斗)
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 どうやって得点をもぎ取るか。今春選抜から低反発の金属バットに完全移行となり、市船橋はその課題と向き合った。小技が重要であることをナイン全員が心に刻み、迎えた夏。9つの犠打を決めて昨夏覇者の専大松戸に快勝した。準々決勝進出を決めた海上雄大監督は「相手はNo・1投手なので、とにかく得点圏に進めようと思っていました」と手応えをにじませた。

 2、3回にともに犠打を絡めて得点。3回途中から救援登板した150キロ右腕・梅沢翔大(3年)には苦戦したが、8回に攻略する。安打は1本ながら4つの犠打や相手の失策もあり難敵から一挙3得点。大勢は決した。

 2年ぶりの甲子園まであと3勝。チーム一丸で強豪ひしめく千葉の頂点に駆け上がる。(菊地 一)

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