巨人・岡本和真 スタンドまであと数センチ…勝ち越しのフェン直二塁打 ヘルナンデス同点打で5回に逆転

[ 2024年7月17日 19:49 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年7月17日    東京D )

<巨・神>5回1死一塁、岡本和は勝ち越しの適時二塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 巨人の岡本和真内野手(28)が17日、阪神戦(東京D)に「4番・左翼」で先発出場。5回に勝ち越しの二塁打を放った。

 2023年9月18日以来となる「左翼」で先発オーダーに名を連ねた主砲は、1点を追う5回に1死から吉川が右翼線への二塁打、ヘルナンデスが左前適時打で同点に追いついて、なおも1死二塁の場面で、相手先発左腕・大竹が投じた3球目の真ん中やや低めのカットボールを強振。打球はグングンと伸びて中堅スタンドまであと数センチのフェンス直撃の勝ち越し二塁打を放った。

 セ・リーグ打点部門で独走となる今季54打点目を挙げた岡本和は、二塁ベース上でベンチの祝福におどけた表情を見せた。この試合の第1打席は二塁のエラーで出塁、4回の第2打席には左前打を放っており、ここまで全打席出塁とチームを引っ張っている。

 左翼の守備では2回2死二塁の場面で小幡が放った左前適時打を処理。2点目を許したが、冷静に本塁に返球しスタンドから歓声が沸いた。

 ▼ヘルナンデス 追い込まれていたから何とか粘っていけばと思っていたよ。詰まらされてしまったけどランナーを還せて良かったよ。

 ▼岡本和 みんなが良い流れで回してくれて、その良い流れに乗れました。逆転できて良かったです。

 ▼井上 (先発し4回1/3を84球3失点で降板)全体的に四球が多く、特に点を取ってもらった後の先頭に四球を出し流れを悪くしてしまったところは良くなかったと思います。もっとゾーンで勝負できたと思いますし、しっかり反省して次につなげたいです。

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