オリックス・宮城 ノーヒット・ノーランペースから暗転 6回1死で初安打から4連打浴びるなど5失点KO

[ 2024年7月17日 19:43 ]

パ・リーグ   オリックス-西武 ( 2024年7月17日    ベルーナD )

<西・オ>6回、奥村に適時打を許した宮城(撮影・白鳥 佳樹)
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 6回1死まで無安打投球を続けていたオリックス先発の宮城が、一転して5失点での降板を強いられた。

 最速150キロの直球に最遅89キロのスローカーブを織り交ぜ、緩急自在の投球で西武打線を翻弄。5回まで許した走者は2回先頭の山村に与えた四球による1人のみで、準完全試合ペースの好投を見せていた。

 オリックス投手のノーヒット・ノーランとなれば、昨季9月9日のロッテ戦で山本由伸(現ドジャース)が達成して以来だったが、6回1死で古賀に中前打を浴びた。続く源田に右翼線への二塁打を浴びて二、三塁となり、奥村に2球で追い込んでから3球目のフォークを拾われ、先制の左前適時打を献上した。

 さらに西川にも右前適時打を浴び、4連打で2失点。続く山村には中犠飛を浴び、2死一塁では野村大に左中間を破る適時三塁打を許した。岸にも中前適時打を献上し、5点目を失ったところで、たまらず中嶋監督が交代を決断。快挙を予感させる好投から一転、今季ワースト失点での降板を強いられた。

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