HRダービー 決勝はTヘルナンデスVSウィット!ともに初出場同士で勝てばどちらも初優勝 

[ 2024年7月16日 11:27 ]

ホームランダービーに出場したドジャースのT・ヘルナンデス(撮影・西尾 大助)
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 大リーグのオールスター戦前日恒例となっているホームランダービーが15日(日本時間16日)、レンジャーズの本拠、テキサス州アーリントンのグローブライフ・フィールドで行われ、決勝はロイヤルズのロバート・ウィット内野手(24)とドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)の顔ぶれに決まった。

 準決勝は1回戦同様、3分間で最大40球を打つことができ、その後のボーナスラウンドで3アウトするまで打つことができる。1回戦と違って対戦形式で行われ、まずはロイヤルズ・ウィットとガーディアンズ・ラミレスが対戦した。

 先攻のウィットは3分間で17本、ボーナスラウンドで0本で計17本だった。後攻のラミレスは3分間で12本、ボーナスラウンドで0本で計12本。先攻のウィットの決勝進出が決まった。

 準決勝もう1組はドジャースのT・ヘルナンデスとフィリーズ・ボームが対戦した。

 先攻のT・ヘルナンデスは昨年王者、ブルージェイズ・ゲレロの助言が効いたのか、タイムアウト後に柵越えを連発し3分間で13本。ボーナスラウンドで1本を放ち、計14本。後攻のボームはハーパーに手渡され飲んだ水を力に変え、3分間で14本。ボーナスラウンドで0本。14本で並び、延長戦に入った。

 延長は3スイングで勝敗を決めるルールでT・ヘルナンデスが2本。ボームが1本だったため、T・ヘルナンデスの決勝進出が決まった。

 激戦を制したT・ヘルナンデスはゲレロと抱き合い、大喜び。裏方に徹した同僚・グラスノーも満面の笑みで喜んだ。ボームは惜しくも決勝を逃したがフィリーズのチームメートたちが笑顔でねぎらった。

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