阪神巨人OB戦で昭和の名勝負再現!掛布氏が江川氏から中前打「いい緊張感の中でやらせてもらった」

[ 2024年7月16日 05:45 ]

<巨・神 OB戦>2回、江川から安打を放つ掛布(撮影・藤山 由理)
Photo By スポニチ

 阪神と創設90周年を迎えた巨人のOB戦が15日に東京ドームで開催された。昭和の名勝負も再現され、掛布雅之氏(69)は江川卓氏(69)から中前打。同じ1955年生まれの宿敵を打ち「お客さんがこれだけ残ってくれて、マウンドに江川がいて、いい緊張感の中でやらせてもらった」と声をはずませた。田淵幸一氏(77)も中前打で盛り上げ、試合は2―3で敗れた。

 巨人―阪神13回戦のデーゲーム後に実施され、残った観客で席が埋まった。江夏豊氏(76)は試合前の記念撮影に車いすで姿を見せ「時代は移れどもみんながこうして会えるとうれしいもんやなあ」と肉声を届けた。両軍のユニホーム組からは岡田彰布監督(66)が一人だけ私服で飛び入り参加して「ベンチで座っていただけや」と雰囲気を楽しみ、巨人OBのソフトバンク・王貞治会長(84)もサプライズ登場してイベントを彩った。

 10年ぶり開催に尽力した阪神OB会の川藤幸三会長(75)は今年限りでの退任を改めて明言した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

野球の2024年7月16日のニュース