中村紀洋氏「誰か抵抗しなきゃ」とオリックス行きを拒否→年俸5億円が1600万円に激減

[ 2024年7月14日 21:48 ]

近鉄時代の中村紀洋氏の豪快な打撃フォーム
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 元中日コーチの中村紀洋氏(50)が、大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。2005年のメジャー挑戦を決意させた球界再編を振り返った。

 2004年に近鉄とオリックスの合併が発表された。その途中で「野球は道楽」という関係者の発言も聞こえてきた。

 モヤモヤしている間に分配ドラフトにかけられ、オリックス行きが決定。中村氏は「ちょっと待って!ファンの人はどっち(オリックスか楽天か)応援するの?複雑よね」と立ち止まって考えた。

 悩んだ末、「誰か1人抵抗しなきゃアカン」と近鉄球団に最後のポスティングを要求し、米移籍を求めた。

 ドジャース入団は決まったが、年俸5億円はオプション付きマイナー契約の1600万円まで激減した。

 それでも球界再編の中で経営陣の言いなりになることは拒否し、米国での挑戦を選んだ。

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