巨人・畠「一発打たれていい感じに力が抜けた」658日ぶり登板で3回1失点「1軍目指して頑張ってきた」

[ 2024年7月14日 17:37 ]

セ・リーグ   巨人0―6DeNA ( 2024年7月14日    東京D )

<巨・D>6回から登板した畠(撮影・西川祐介)
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 巨人の畠世周投手(30)が14日のDeNA戦(東京D)で2年ぶりの1軍登板。最初に打席へ迎えた牧にいきなり12号ソロを被弾するも、その後は完全投球を披露して3回1安打1失点で久々のマウンドを終えた。

 先発右腕・菅野が初回に4点先制を許すも、2回以降は無安打無失点に抑え、畠は0―4で迎えた6回に2番手として登板。1軍マウンドに上がるのは2022年9月25日の中日戦(バンテリンD)以来658日ぶりとなった。

 最初に打席へ迎えた4番・牧に2ボールからの3球目、真ん中付近の146キロ直球を左中間スタンド中段に運ばれ、いきなり失点。だが、その後は9人連続でアウトに取った。3回で打者10人に対して37球を投げ、1安打1失点、3三振を奪って四死球なし、直球の最速は148キロという投球内容だった。

 かつて先発、中継ぎで通算19勝12敗19ホールド2セーブの成績を残している畠は今季がプロ8年目。昨年3月には右肘のクリーニング手術を受けた。

 6月30日に中川、大勢とともに出場選手登録されたが、ここまで9試合で出番がなかった。

 試合後、畠との一問一答は以下の通り。

 ――2年ぶり登板。
 「緊張しました。フワフワしていました。もっと力むかなと思ったけど、一発打たれていい感じに力が抜けて、その後はいい感じに投げられました。不利なカウントで痛打された。やっぱり有利なカウントで進めるのが大事だなと思いました」

 ――ケガもあった。
 「去年のスタートで手術して、何やってんだと思った時もありましたけど、1軍を目指して頑張ってきた。今の気持ち?何とも言えないですね。やっと投げられると思ってドキドキして、今は凄い悔しい。複雑な気持ちです」

 ――3イニングを投げた。
 「ビハインドだったので複数はいくかなと思っていた」

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