DeNAが菅野を初回攻略し快勝、再び1ゲーム差 佐野が先制V打 ケイが8回零封で5勝目

[ 2024年7月14日 16:24 ]

セ・リーグ   DeNA6―0巨人 ( 2024年7月14日    東京D )

<巨・D>初回、2点適時打を放つ佐野(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAは14日、東京ドームでリーグ首位の巨人と対戦し、6―0で快勝。巨人とのゲーム差を再び1ゲーム差に縮めた。

 巨人先発の菅野とは今季初対戦となったが、初回から打線がつながった。先頭の梶原、オースティンの連打で無死二、三塁の先制のチャンスをつかむと、試合前まで通算打率.386と相性の良い佐野が、見逃せばボールとなる高め直球を左前へ運ぶ2点適時打。3連打であっさりと2点を奪った。

 まだ終わらない。1死から宮崎が左中間二塁打を放って1死二、三塁とすると、山本が初球を右犠飛、さらに2死三塁から桑原が中前打を放って、この回一挙4点を奪った。

 その後は菅野から追加点を奪えなかったが、6回だった。先頭の牧が2番手の畠の2ボールからの3球目の146キロ直球を完ぺきに振り抜いて、左中間席中段へ運ぶ特大の12号ソロ。主砲の10試合ぶりのアーチは試合の流れを左右する大きな1点となった。8回には宮崎が左越え7号ソロでダメを押した。

 序盤から援護を受け、先発のケイは150キロ超の直球を主体に巨人打線を封じた。初回先頭の丸の中前打を浴びてから、6回1死からヘルナンデスに右前打されるまで安打を許さなかった。その6回も続く岡本和を遊ゴロ併殺に仕留めた。結局、8回、115球を投げ2安打無失点の好投で応えた。9回は、この日出場選手登録された山崎が無失点に抑えた。ケイは5勝目を挙げた。

 首位攻防戦として敵地に乗り込んだDeNAは12日から連敗。3連敗だけは阻止したい一戦で、投打がかみ合った。

 ▼ケイ すごくうれしい。野手のみんなが得点をとってくれたので、すごく楽に投げられた。真っすぐが良くてストライクを先行することができたので、そこからチェンジアップ、スライダーとつなげることができた。今やっていることは継続させていきたい。

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