ヤクルト・村上が「一試合5三振」 プロ入り初の屈辱…自身のセ・リーグ記録184三振超えも

[ 2024年7月13日 18:02 ]

セ・リーグ   ヤクルト0ー1広島 ( 2024年7月13日    マツダ )

<広・ヤ>延長11回、空振り三振に倒れる村上(撮影・岸 良祐)
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 ヤクルトは13日、マツダで広島と対戦し延長11回にサヨナラ負け。チームは今季ワーストを更新する8連敗。敵地マツダでは今季7戦全敗となった。村上宗隆内野手(24)は自身初となる一試合で5三振を喫した。

 「4番・三塁」で先発出場した村上は初回の第1打席で、広島先発投手・大瀬良が投じた外角低めの145キロストレートに手が出ず、見逃し三振。3回の第2打席ではファウルで粘りながらも、137キロのカットボールにバットが空を切った。

 6回の第3打席は、140キロのフォークをまたも外角低めに決められ見逃し三振。9回の第4打席は、広島4番手・栗林の150キロ直球に空振り三振を喫した。

 0ー0のまま延長に突入し、迎えた11回の第5打席。広島6番手・黒原が投じた149キロのストレートに空振り三振。自身プロ入り初の一試合5三振の屈辱となった。これで今季は111三振。自身が2019年に記録したセ・リーグ記録の184三振を上回る、年間193三振ペースだ。

 なんとか連敗を止めたいチームだったが、延長11回に田口が石原に一発を浴びてサヨナラ負け。頼みの4番に快音が聞かれず、チーム全体でもわずか3安打に封じられた。借金も今季ワーストを更新する「14」と苦しみから抜け出せずにいる。

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