亜大の1年生4番・石川ケニーV打！ドラフト候補の中大・西舘撃ちで先勝

東都大学野球・第1週第2日   亜大3－0中大 （ 2023年4月2日    ナゴヤ ）

＜亜大・中大＞5回、1年生で4番に入った石川は、先制の適時二塁打を放つ（撮影・椎名　航）
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　1、2回戦2試合がナゴヤ球場で行われ、亜大は中大との1回戦に3―0先勝。1年生4番の石川ケニー外野手が決勝点となる先制適時二塁打を放つなど投打がかみ合った。3日は亜大―中大、日大―国学院大の2回戦2試合を行う。

　怖いもの知らずのフレッシュマンが今秋ドラフト上位候補・西舘を打ち砕いた。4回2死二塁、石川が128キロ外角スライダーを左中間へ。先制二塁打に「少ないチャンスなので集中できた。自分が気楽にプレーできるよう、先輩方が接してくれました」と初々しかった。生田勉監督も「西舘君は東都で一番いい投手だと思うけど、彼の怖さを知らない積極性に懸けました」と称えた。茨城・明秀学園日立時代に魅せた投打二刀流は当面自粛。「自分は両方やるつもりですけど、今回は打者で出場させてもらっているので」とバットで白星発進に導いた。