西武・栗山 歴代最年長「開幕1軍」名乗り 福本超えの39歳6カ月

[ 2023年1月25日 05:30 ]

ベルーナドームをバックに狭山山不動寺の石段を駆け上がる栗山(撮影・村上 大輔)
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 西武・栗山が歴代最年長の「開幕1番打者」を狙う。ベルーナドームに隣接する狭山山不動寺で自主トレを公開。階段を駆け上がり「1番、3番を打ってみたい。今年の目標」と名乗りを上げた。

 開幕1番の最年長記録は、阪急・福本豊(87年4月10日南海戦)の39歳5カ月。栗山が3月31日の開幕・オリックス戦で1番に名を刻めば、39歳6カ月で更新する。また、同打順で先発すれば16年以来、7年ぶりだ。チームの外野3枠は白紙状態で、打順も1、3番の椅子は空いている。「テストしてもらえるようにキャンプからアピールしたい。開幕スタメンでいけるイメージは持っている」と爽やかにほほ笑んだ。

 プロ22年目、9月に不惑を迎える。通算883打点で、あと32打点で清原和博氏が持つ915に並び、同僚の中村に次ぐ球団歴代2位となる。「いやいや」と謙遜しながら「頑張ります」と新たな記録にも意気込む。ノルマは100試合以上出場と打率・300に設定。「泥くさくヒットコースに飛ばす」を合言葉に青い炎はまだまだ燃え続ける。(福井 亮太)

 ≪巨人・松田と不惑同士エール≫今季中に40歳を迎える2人がエールを送り合った。栗山が「同い年で現役でやれているのは励みになる。お互いが刺激になるようにチームのために活躍できるよう、頑張っていきましょう」と話すと、巨人の松田も「ずっと話す仲だったんですけど、リーグも違くなった。1軍の舞台で再会するのが一番いい」と呼応。交流戦や球宴、日本シリーズでチャンスがあり「格好いい40歳になりたい」と続けた。

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2023年1月25日のニュース