ヤクルト木沢3倍増の年俸3700万円で更改 奪三振率アップで勝利の方程式入りへ

[ 2022年12月7日 15:51 ]

<ヤクルト契約更改>契約更改を終え会見するヤクルト・木沢尚文
Photo By 代表撮影

 ヤクルト・木沢尚文投手(24)が7日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円から約3倍増の年俸3700万円でサインした(金額は推定)。

 2年目の今季は中継ぎでチームトップタイの9勝(3敗)を挙げるフル回転の活躍でリーグ連覇に貢献。チームトップタイの55試合に登板して防御率2・94の成績を残し、「チーム最多登板は僕自身の中ですごく自信になった数字でもありますし、マウンド上でできることも少しずつ増えていくことは実感できた」と充実のシーズンを振り返った。

 来季に向けて奪三振率の向上を目標に掲げ、「リリーフである以上は(奪三振率)10くらいとれるようなリリーフ投手になっていきたい」と設定。「今はツーシーム、カットボールが主体ですけど、フォークやカーブ、変化球で空振りを取れるレベルまで上げていく」と課題を口にした。

 守護神のマクガフが退団。リーグ屈指のリリーフ陣の中で「勝ちパターンとして年間として投げきれるように頑張っていきたい」と競争を勝ち抜く決意を語った。

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2022年12月7日のニュース