新人王の巨人・大勢 WBCで大谷翔平とのプレー熱望「一生に一度のチャンス…一緒に野球をしたい」

[ 2022年11月25日 19:04 ]

<NPB AWARDS 2022>最優秀新人賞に輝いた巨人・大勢
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 プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2022 supported by リポビタンD」が25日、都内で行われ、今季の最優秀新人選手賞(新人王)はセ・リーグが巨人・大勢投手(23)、パ・リーグは西武の水上由伸投手(24)に決まった。巨人からの新人王選出は2011年の沢村拓一投手以来11年ぶり20人目。10年のブランクは1983年の槙原寛己投手から1996年の仁志敏久内野手までの12年に次ぐ2番目の長さとなり、12球団で最も新人王から遠ざかっていた。

 今季、巨人の希望の星となった大勢は受賞を受け「自分も獲りたいなという気持ちが凄くありましたし、セ・リーグ、湯浅君だったり、凄い他に有力候補の方がいたので、その中で獲れたというのが、うれしく思います」と笑顔で語った。新人王は入団当初からの目標だったが「有力候補の湯浅君が凄いピッチングを最後までやっていたので、厳しいなと思ってました」と最後まで自信がなかったと素直な気持ちを吐露。2年目に向け「湯浅君も来年、抑えしたいと話していたので、来年からは湯浅くんと2人でファンの人が見ていてワクワクするようなタイトル争いができたら良いなと思います。まだ1年しか結果出してないので、来シーズンからも一歩一歩、長く結果を残し続けるためにも、来年からが本当の勝負だと思っているので、来年以降、チームのために結果を残し続けられたらいいなと思っています」と力強く誓った。

 そして、最後にシーズン後には侍ジャパンのメンバーに選ばれた大勢は、WBCへの思いを聞かれ「強化試合に選んでいただいて、レベルの高い選手と一緒に野球をさせていただき、自分自身もっとうまくなりたいという気持ちにさせられましたし、ニュースみたら大谷選手が参加すると書いてあったので、一生に一度のチャンスというか、一緒に野球をしたい気持ちはあります」と一人の野球少年のように目を輝かせ、大谷と同じユニホームを着てプレーすることを熱望していた。

【セ・リーグ】
大  勢 (巨  人)209
湯浅京己 (阪  神) 74
長岡秀樹 (ヤクルト) 7
高橋宏斗 (中  日) 6
木沢尚文 (ヤクルト) 1
西 純矢 (阪  神) 1
平内龍太 (巨  人) 1

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2022年11月25日のニュース