祝オリックスV!今年もやります暴露対談企画 紅林が語る同期・宮城「1年たっても何も変わっていない」

[ 2022年10月3日 08:00 ]

パ・リーグ   オリックス5-2楽天 ( 2022年10月2日    楽天生命 )

対談したオリックス・宮城(左)と紅林(撮影・成瀬 徹)
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 今年もやりました!スポニチ恒例、宮城大弥投手(21)と紅林弘太郎内野手(20)の暴露トーク第2弾。成人を迎えた19年ドラフト1、2位で入団した同期コンビが、互いにちょっぴりオトナになった部分を語ったほか、あの人の“素顔”も明かします。(取材構成・湯澤 涼)

 宮城は相変わらず、クソガキですよ。常にちょっかい出してきますし。去年この企画で話しましたが、僕がジャッキーカルパスを箱買いして部屋に置いていたら、留守の時に宮城が勝手に部屋に入って食べ散らかしていたので、カルパスはやめて今はアイスを常備しています。5、6本入りの家族用のパルムとか。勝手に食われていますね。気付いたら数が減っていて。あいつ、1年たっても何も変わっていないです。

 成人しましたが2人ともお酒は飲めません。一度、寮で飲んでみようかって話になって。缶のハイボールを買ってきて、でも2人とも一口で「うっ…。だめだ」って。イキってチータラも買ったんですけど。「チータラ、うまいな」とそれだけ食べてました。僕は親も飲めないので遺伝だと思いますが、あいつは沖縄出身だから飲めそうな感じなのに。まったくでした。「まずい」って(笑い)。

 中嶋監督は凄い負けず嫌いな人という印象です。試合中も、ずっと「クソ!」とか言っているし。自分がプレーしているわけではないのに、選手より悔しがっているんです。

 1年目の春季キャンプの時、僕は肩をケガしていたのですが、その間、ずっと投げ方から教えてくれました。高校時代の投げ方は上半身だけで、あのままだったらケガしていたと思います。上と下の連動というか、肩や肘に負担をかけない投げ方や、本職は捕手なのに、遊撃手のステップも教えてくれました。

 打撃練習の時は、いつもイジられています。まず、「そろそろ世代交代やで」と言われて、僕が「3年目ッス、早いッス」って返事します。そこから指導してもらって、最後に「お前、打たんかったら明日の試合には出さんからな」と言われるのが毎回です。グラウンドの外でも一緒です。僕が間違って眉毛の後ろ半分をそっちゃった時は「お前なんや、その眉毛…」と。食べ過ぎちゃった時には「デブり過ぎだぞ。その年で、その腹はヤバいぞ」と。監督はスリムだから僕の体形を…。

 開幕前に僕から「3割打ったら、監督の車をください」とお願いしました。格好いいんです。「絶対に無理やから、いいよ」と言われましたが、調子に乗りました。もっと打てるように頑張ります。

 ◇紅林 弘太郎(くればやし・こうたろう)2002年(平14)2月7日生まれ、静岡県出身の20歳。小2の時に青島ホークスで野球を始め、駿河総合では1年春からベンチ入りし、同夏に正遊撃手。甲子園出場なし。高校通算40本塁打。19年ドラフト2位で入団。1メートル86、95キロ。右投げ右打ち。血液型B。

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