阪神・森木 9日DeNA戦先発に浮上 平田監督「1軍との兼ね合い」2軍戦で急きょ中5日で登板 

[ 2022年9月4日 05:15 ]

ウエスタン・リーグ   阪神7ー5広島 ( 2022年9月3日    鳴尾浜 )

阪神・森木
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 阪神のドラフト1位・森木大智投手(19)が、9日の1軍DeNA戦に先発する可能性が高まった。

 右腕は3日、ウエスタン・リーグ広島戦に急きょ先発。1軍デビュー戦だった8月28日の中日戦以来、プロ入り後初となる中5日の登板で、2回2/3を6安打4失点と結果には恵まれなかった。それでも「中5日で投げて初めての経験で真っすぐ自体は良かった。(不利な)カウントで真っすぐを狙われた。そこは今後に生かしていきたい」と前を向いた。

 当初、この日の広島戦先発は小川が予定されていた。ところが試合当日に変更となり、入れ替わる形で4日に先発予定だった森木がマウンドに上がっていた。試合後、平田監督は「急きょというか、(今後の)1軍(先発ローテーション)との兼ね合いというところはある」と経緯を説明し、1軍登板日を考慮された起用だったことを示唆した。

 1軍の先発ローテーション通りなら、9日は今季9勝8敗、防御率2・09の西勇の登板順となる。だが、右腕は今季DeNA戦で3試合登板1勝2敗、防御率5・21と苦戦。加えて、舞台となる横浜スタジアムでは2戦2敗、防御率9・90と分が悪い。そんな相性なども考慮されて、11日以降に登板機会をずらす可能性が高まった。そして9日の“後任”候補として期待のドラ1右腕が浮上。49球という球数から考えると、再び中5日での1軍戦先発も十分に可能だ。

 プロ初登板のマウンドでは大器の片りんを示し、矢野監督に「また見たい」と言わしめた右腕。再昇格を見据えたマウンドで、調整を進めた。

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2022年9月4日のニュース