新庄監督無念…日本ハム 好機生かせず京セラD9連敗 9回満塁機で近藤、清宮が連続三振

[ 2022年8月6日 17:33 ]

パ・リーグ   日本ハム1―3オリックス ( 2022年8月6日    京セラD )

<オ・日>7回2死二塁、三振に倒れる清宮(撮影・後藤 正志)
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 最下位・日本ハムは6日、敵地(京セラドーム)で4位・オリックスに1―3で敗れ2連敗。京セラドームでは昨季10月7日から9連敗。5年目の田中瑛斗投手(23)が先発ではプロ最短降板となる2回2/3を4安打3死四球2失点で3敗目。9回は1死満塁のチャンスを迎えたが近藤健介内野手(28)と清宮幸太郎内野手(23)が2者連続三振に倒れるなど、好機を生かせなかった。

 打線は初回、杉谷が中前打で出塁。2死一、二塁となって今川が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち1点を先制した。

 しかし、先発の田中がピリッとせず。2死二塁から吉田正に左翼へ12号2ランを浴び、あっさり逆転を許す。さらに3回には杉本に2打席連続の死球をぶつけてしまい、乱闘には発展しなかったが両軍がベンチから飛び出す“一触即発”ムードで「警告試合」に。続く宗を中飛に打ち取り、2死一塁とするも途中降板。2回2/3を打者15人に対し被安打4、被本塁打1、奪三振0、与四死球3の2失点という内容に終わった。

 1点を追いかける打線は4回、2死一塁から郡が左翼フェンス直撃の二塁打を放つと、一走のアルカンタラが本塁を狙ってヘッドスライディング。これは相手の見事な中継プレーによって阻まれ惜しくもアウトとなり無得点。新庄監督がリクエストを要求するも判定は変わらなかった。

 7回には2死二塁のチャンスを迎えたが、清宮が空振り三振に倒れ無得点。清宮は3番手・近藤の投じた5球目、151キロのインコース高めのボールに手を出してしまい落胆の表情を浮かべた。

 9回は2死球などにより1死満塁の絶好機で代打・近藤が見逃し三振。続く清宮も空振り三振に倒れ試合終了。好機であと一本が出ず競り負けた。

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