西武・辻監督「今日は川越の活躍に助けられた」 去年からの成長を実感「選球眼も良くなってきた」

[ 2022年6月24日 22:26 ]

パ・リーグ   西武4―3楽天 ( 2022年6月24日    楽天生命パーク )

<楽・西>川越(右)とタッチを交わす辻監督(撮影・尾崎 有希)
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 西武は24日の楽天戦に4―3で勝利し、再び勝率5割に復帰。辻監督は試合後、攻守に躍動した川越誠司外野手について「今日はあいつの活躍に助けられた」と称えた。

【辻監督と一問一答】

 ――最後は逃げ切った?
 「勝ちは勝ちよ」

 ――今年は6回までリードしていたら逃げ切れる?

 「いや、何があるか分からんよ本当に。一番最後、苦しいところだけどね、増田もね。本当にあそこで辰己に投げたインコースの1球、そこに投げきれるかどうかが問題だからね。あれが一番大きかったと思うよ」

 ――川越は?

 「川越はずっといいからあそこで使っているわけだから、あいつは自分の中でこうやって行こうと言うことでね、去年はブンブン振っていたのが、やっぱり追い込まれたらコンパクトに打つということに、心掛けて、選球眼も非常に良くなってきたしね。その中で結果が出ているからね。本当に今日はあいつの活躍は3打点は大きかったね。(送球も良かった?)もう本当にチームを助けたよね」

 ――山川は勝ち越しの本塁打?

 「確かに、大きなホームランですよ。その後のもう1点取れればね、あそこね取れれば良かったけど、向こうも必死だから。何よりも熊代があそこでゲッツーを取ったのが、あのプレーは素晴らしかったですね。迷いながら山川をどうしようかと思ったけども、こっちはもう、平良と増田を使うと腹をくくったからね。この2人で負けたらしょうがない。そう考えたから、あれこれ、同点に追いつかれたらとか考えたくない。勝負に出た。熊代は素晴らしかった」

 ――高橋は苦しんだ?

 「あの大ピンチであれだけの球が投げられるんんだから。(3回は)点をとった後に先頭に四球だった。もうちょっと試合の流れを読んで、ギアを入れる時は、入れられるんだから。そこはきっちりと。ここまで投げているんだから。光成にはそこはしっかりしてもらわないと。野手も必死でとりにいっているわけだから。とった後抑えれば、流れはこっちに置いておける。そこは試合の流れをしっかり考えて、次からも投球してほしい」

 ――昨年苦手の仙台で。

 「チーム変わってるもん。必死だから。こういう試合をやったらね。3連戦の初戦だし、初戦に勝てたことは大きい。あしたが大事になってくる」

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