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落合博満氏の1986年の中日トレード 騒動の発端となったあの発言は「本当です。それは事実」

[ 2022年6月24日 17:15 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が24日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。1986年オフのロッテから中日へのトレード騒動について語った。

 トレード騒動の幕開けとなったのが、3冠王を獲得した1986年のオフ、11月4日に福岡市内で行われた「落合選手を励ます会」だった。その年限りでロッテ監督を辞めた稲尾和久氏は「去年のオフに巨人から落合トレードの話があったが、条件が折り合わなかった」などと話していたが、落合氏はその「励ます会で」で「稲尾さんがいないのなら自分がロッテにいる理由はない」と話したと報じられた。

 この件について落合氏は「これは本当です。新聞に載ったものに関しては、それは事実」ときっぱり。当時、稲尾監督とあったシーズン中のやりとりも明かした。「その時の後半に3冠王が決まって、(稲尾監督が)“来年優勝したいんで(若手を育てたいが)、お前、王さんの55本抜きたいか?”って言うから、“いや、別にそれはいいですよ”」と答え「じゃあ若手使うからな」となったという。このやりとりで落合氏は「ああ、来年も稲尾さんが(監督を)やるんだなっていうようなもの(見通し)を持ってたんでね」と語った。ところが稲尾監督は辞任。落合氏は「突如の解任だよな、それに対してそういう発言をしたってのは事実です」と淡々と語った。

 事態はスポーツ紙だけでなく一般紙やテレビ局を巻き込んだ騒動に発展。最終的には12月23日、ロッテの落合と、中日の牛島、上川、平沼、桑田による「1対4の世紀のトレード」が発表された。51日にも及ぶ加熱した報道合戦。落合氏は「49日間?1面を張ったわけだから。マスコミにはえらい喜ばれたよ。普段(新聞の)売上が20%くらい落ちるのに、売上が上がったって。中身は何も無いんだよ。中身は何もなくて見出しだけ“落合”って書けば新聞が売れた」と振り返った落合氏。その間、ロッテとの交渉については「球団とは交渉1回もしてないよ。一切会ってないもん。呼び出しもなかったしトレードが決まった時にあいさつしただけ」と話していた。

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