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巨人・立岡、延長12回のV打「イメージはできてました」 両軍47選手出場、5時間3分の死闘に決着

[ 2022年5月20日 23:35 ]

セ・リーグ   巨人6―2阪神 ( 2022年5月20日    甲子園 )

<神・巨> 延長12回無死満塁、立岡は右前に勝ち越しの適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 巨人の“いぶし銀”立岡宗一郎外野手(32)がまたしても大仕事をやってのけた。

 2―2で迎えた延長12回だった。先頭の中山が敵失で出塁すると、バントの構えをしていた代打・岸田が初球を右肘付近に受ける死球で無死一、二塁。丸の右前打で無死満塁とすると、途中出場していた立岡がアルカンタラの内角高めの154キロ直球を右前に弾き返して勝ち越した。さらに代打・中田も渡辺から中前2点適時打で続き、暴投でもう1点加えてこの回一挙4点。両軍合わせて16投手、計47選手が出場し、今季両リーグ最長の5時間3分という死闘に立岡のバットが決着をつけた。

 試合後、敵地でのヒーローインタビューに臨んだ立岡は祝福を受けると、まずは「ありがとうございました」と冷静な声で一言。延長12回、先頭の中山が出塁してどんな気持ちで打席を待っていたか聞かれると「ノーアウト満塁か、1アウト二、三塁のイメージはできてました」とし、実際は無死満塁で回ってきた打席に入る時の心境については「なんとかみんなでつないで、しのいできた試合だったので、なんとか前に飛ばそうと。それだけでした」と振り返った。

 1ボール2ストライクと追い込まれての5球目は内角高めへの154キロ直球。「もうなんでもいいので。三振だけは。前に転がせば、何かあると思って、はい。それだけです」。立岡は4月9日のヤクルト戦(東京D)で延長10回に梅野から放った今季初安打がプロ14年目で初のサヨナラ弾。今季は勝負強さを見せ続けている。2日前の18日に誕生日を迎えたばかりだが、32歳での打撃成績はこれで打率・500(4打数2安打)だ。「いや、あの…。もっともっといいところで打てるように、はい。毎日頑張っていきたいと思います」と立岡。ヒーローはどこまでも謙虚で冷静だった。

 攻守の大黒柱・坂本は負傷離脱中。「勇人さんが抜けて非常に苦しいですけど、みんなで戻ってくるまでいい位置で戦えるように、みんなで頑張っていきたいと思います」。2週間ぶりの単独首位浮上。キャプテンが戻ってくるまでその座をみんなで守り続ける。

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