関東第一が東京都大会優勝 左腕・桝川颯太が快投「真っすぐがよかった」 二松学舎大付・布施は復調誓う

[ 2022年4月24日 17:18 ]

春季高校野球 東京都大会 決勝

東京都大会優勝で関東大会に挑む関東第一ナイン(撮影・柳内 遼平)
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 春季高校野球東京都大会の決勝が24日、スリーボンドスタジアム八王子で行われた。関東第一が、今春のセンバツ大会に出場した二松学舎大付を7―3で下し、2年連続6度目の優勝。最速137キロのエース左腕・桝川颯太(3年)は5回を投げて1安打1失点で勝利に導いた。昨夏は東東京大会決勝で、昨秋は東京大会準決勝で敗れた相手にリベンジを果たし「頭の中で各打者に対して整理ができた。チェンジアップと真っすぐがよかったです」と胸を張った。

 昨秋は背番号10だったが、冬の練習期間にウエイトトレーニングに励み、体重は6キロアップで79キロに増量。自信のあった制球力に力強い直球が加わり背番号1をつかんだ。関東大会(5月21日開幕、栃木)に向けて「強豪ぞろいですが、強い気持ちでやっていきたい」と意気込んだ。(柳内 遼平)

 <二松学舎大付>4回までに6点リードを許す一方的な展開で敗れた。エースの最速139キロ左腕・布施東海(3年)は9回を投げて12安打7失点。甘く入ったボールを痛打される場面が目立ち「低めに投げきることができていなかった」と肩を落とした。今春のセンバツ大会出場に導いたチームの大黒柱は「心の部分から変えて挑んでいきたい」と出場が決定している関東大会で復調を誓った。

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2022年4月24日のニュース