現役ドラフト 今オフメドに開催予定 選手会事務局長「球団側もそのつもりで合意されているよう」

[ 2022年3月15日 16:01 ]

 日本プロ野球選手会は15日、日本野球機構(NPB)とオンラインで事務折衝を行い、今オフにも現役ドラフトが実現する見通しを明かした。

 森忠仁事務局長が終了後に取材対応。「今年のオフをメドには開催する予定というところ。球団側もそのつもりで、いろいろ準備を詰めていくと合意されているようなので。あとは内容になると思います」と語った。

 今後は12球団で基本案を作成し、実行委員会で承認された制度を、同選手会と協議していく流れになる。

 森事務局長は「オフの前だと、オールスターの時期しか(選手会)全体が集まって決議するところがない。そこまでにまとめたい、と話はしています」と7月の選手総会などで協議したいと補足した。

 20年開幕前には合意寸前まで進展も、選手のリストアップ法を巡って一部球団から反対が起き、コロナ禍で協議自体が止まっていた。昨年10月の選手会案は、現役ドラフト実施時期をシーズンオフの1月とし、各球団が指名対象選手を5人以上出し合うものだった。

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2022年3月15日のニュース