ドラフト候補の早大・蛭間がOP戦1号!チームの24安打23点大勝に貢献

[ 2022年2月26日 16:41 ]

大学野球オープン戦   早大23―7横浜商大 ( 2022年2月26日    安部球場 )

早大・蛭間
Photo By スポニチ

 決してラグビーのスコアではありません。前日、ENEOSとのオープン初戦で2―19と大敗した早大がこの日は大爆発。3回、打者19人、12安打で16得点するなど記録的なスコアで横浜商大を下した。この回、今秋のドラフト候補・蛭間拓哉(浦和学院)が左中間最深部に今季1号となる2ラン。打者一巡で回ってきた打席でも右前に2点適時打を放ち2安打4打点と存在感をみせつけた。

 やや差し込まれた感じで上がった打球が落ちてこない。中堅手が賢明にフェンス際でジャンプするも及ばす蛭間は悠々とダイヤモンドを一周した。この時期、結果も大事だが実戦のカンを取り戻すことが主眼。全6打席、ファーストストライクからフルスイングできているのがいい。過去2年、2月は故障やケガでリハビリに専念していたことを考えれば4番に座り試合に出場しているだけで上出来だ。

 徳山(DeNA)西垣(楽天)のダブルエースが抜け投手陣は経験不足。「点を取って投手を助ける試合をしないと」と中川卓也主将(大阪桐蔭)が常々言っているように、今季の早大は打線がカギを握る。レギュラー捕手を狙う印出太一(2年=中京大中京)が中堅へ弾丸1号を含む4安打5打点、5番に座った生沼弥真人一塁手(3年=早稲田実)も1号&4安打、中川主将も3安打とチームで24安打を連ねた。ただ投手陣は7失点と2試合で26失点。試合後は投手出身の小宮山悟監督の怒声がベンチに響いていた。

続きを表示

2022年2月26日のニュース