和製大砲の楽天ドラ2、安田がシャトルランで最下位 持久力不足を露呈し「情けない」とガックリ

[ 2022年1月10日 18:50 ]

<楽天新人合同自主トレ>シャトルランで安田は一番最初に脱落(撮影・篠原岳夫)
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 楽天の新人合同自主トレが10日、仙台市の楽天生命パークでスタートした。初日は、毎年恒例となっている持久力テスト「シャトルラン」を実施。腰の違和感で別メニュー調整となったドラフト1位・吉野創士外野手(昌平)を除く9人が挑戦した。

 電子音に合わせて20メートルの距離を往復した数を計測する体力測定メニュー。最初に脱落したのは、体重107キロの左の大砲・安田悠馬捕手(愛知大)で88本だった。19年に清宮虎多朗投手が樹立した球団記録(143本)の更新を狙っていたが、スタミナ不足を露呈し「100も行かなくて、本当に自分でも情けない」と肩を落とした。

 今年のルーキーの「スタミナ王」の称号を手にしたのは、育成2位・柳沢大空外野手(日大藤沢)だ。同期が次々と脱落する中、トップの117本をマーク。持久力よりも50メートル走6秒0の俊足に自信があるそうだが「1位をとってやろうと思っていた。何も考えずに走っていたらいつの間にか100回を超えていて、みんないなくなっていた」と笑みをこぼした。
 
 以下、シャトルランの全成績

【117本】柳沢(日大藤沢=育2位)117本
【111本】吉川(JFE西日本=7位)111本
【110本】泰(神村学園=4位)110本
【107本】宮森(四国IL高知=育1位)
【104本】大河原(東海大山形=育成3位)
【101本】前田(三島南=3位)、西垣(早大=6位)
【92本】松井(金沢学院大=5位)
【88本】安田(愛知大=2位)

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2022年1月10日のニュース