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ロッテ・朗希2つの故郷で感謝の成人式 17キロを移動…思い出の詰まった特別な場所でハタチの誓い

[ 2022年1月10日 05:30 ]

陸前高田市の成人式に出席したロッテ・佐々木朗希投手
Photo By 提供写真

 2つの故郷に感謝――。ロッテ・佐々木朗希投手(20)が9日、岩手県陸前高田市と大船渡市の、2つの成人式に出席した。「この日を健康に迎えることができてうれしいです。これから日々、精進して成長していきたい」。11年の東日本大震災で父を亡くした少年は、被災した9歳まで陸前高田で過ごし、引っ越した先の大船渡で大きく育った。短い言葉には、特殊な環境の中で大きくなった青年の感情が詰まっていた。

 陸前高田市が午前10時、大船渡市が午後2時から式典だったことで、2つの「はしご」が可能になった。その距離は約17キロ、車で約25分。「18歳まで岩手にいた中で、ちょうど半分ずつ生活して、どちらもいろいろな思い出の詰まった特別な場所。時間的にも両方、出席できたので」と迷うことはなかった。

 ともに苦しみを乗り越えた絆は変わらない。「久しぶりに同級生に会えて、とても懐かしかったし、“応援している”と言ってもらえたので、また頑張ろうという思いになりました」と故郷から大きな期待を背負っていることも再確認した。

 2年目の昨季は3勝をマークし、今季はエースの活躍が求められる。この日、自身のインスタグラムを開設した。「日々のちょっとした写真とかもアップする予定です。ぜひ見ていただけたら」と現代風の20歳の誓いとなった。初投稿は式典会場前のスーツ姿でニッコリ。マウンドでは「令和の怪物」と呼ばれる163キロ右腕も、旧友たちにとっては今も昔と変わらぬ笑顔だ。(横市 勇)

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