落合博満氏 春季キャンプ初日から“100%”を求められる理由「今の選手っていうのはほったらかしたら」

[ 2022年1月9日 12:22 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が9日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。プロ野球の春季キャンプで、初日から100%の状態を求められるようになった理由を分析した。

 落合氏は「今のシステムからいけばそういうふうになっちゃったんでしょう。昔は、われわれの時代はレギュラークラスはシーズンに間に合えばいいよっていうキャンプの過ごし方だった。今のキャンプっていうのは、2月1日からバリバリ動けるような体に仕上げてきなさいっていうようなシムテムになっちゃってるもんで。12月、1月のポストシーズンがあるっていうのがみそなんですよ」と指摘。

 そして「昔は12月25日くらいまで練習して1月5日くらいから自主トレが始まってたんですよ。だから休む期間がなかった。ところが今の選手っていうのはほったらかしたら2カ月休めるわけでしょ。その分、もったいないからってことで首脳陣が早めるようになったんだと思いますよ」と推察した。

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2022年1月9日のニュース