これぞ新庄ビッグボス流 インスタライブで指針示す 「オーダー組むのは試合開始1時間前」

[ 2021年12月19日 22:34 ]

日本ハム・新庄監督
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 日本ハムのビッグボスこと新庄剛志監督(49)が19日、インスタライブを開催。チームを指揮する上での自らの考えの一端を披露した。

 歌手の福山雅治の歌をBGMにリラックスムードで話し始めた新庄ビッグボス。まず「来年1年はとにかくいろいろな選手を見抜く年にしたい」と語り「外国人びいきはしないし、本当に横一線。みんなにチャンスをあげるから。去年1年間レギュラーを張ってた選手も関係ない。よい選手が出てきたら5、6試合使う、また新しい選手を使う、そこでレギュラーを張っていけそうだなという選手の試合数を増やしていく」と起用についての考えを明かした。

 「日本ハムから発信することで色々変えていきたい」との考えを持つ新庄ビッグボス。打順についても斬新な考えを披露した。「オーダーを組むのは試合開始の1時間くらい前かな。選手がホワイトボードを見たら“きょうスタメンなんだ…”と。そうであれば練習も集中すると思う」と話した。多くの球団は、試合までの準備の時間やルーティーンを考慮し、スタメン選手の打撃の順番もほぼ固まっているが「打撃練習の順番が最後でもスタメンがあるし、気持ちを切らせないということ(の重要性)は、選手時代から思っていた」と明かした。自らも「メーン球場では打撃練習ができなくて、室内で打ってこいと言われたら、5番・センターでスタメンだった」との経験を明かし「着替える暇もないと思ったこともあるが、試合になったら一緒」と力説した。

 また投手には「中6日で100球は嫌。中5日なら分かるけど、中6日なら130から140(球)くらいは投げてほしい」「リズムよく、打者にあまり考えさせないピッチングを」と注文を出した。そのほかにも「野手がミスしたから、投手はカバーしようなどと思わなくていい。普段通りで」「バッターも初球からバンバン振って言い。1、2、3番で3球で終わってもいい」など次々と自らの考えを披露していた。

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2021年12月19日のニュース