イチロー先生との対戦 全日本女子野球連盟の合同練習持ちかけから実現

[ 2021年12月19日 05:30 ]

試合後の記念撮影で女子高校野球選抜の選手たちと談笑するイチローさん(撮影・坂田 高浩)
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 全日本女子野球連盟の山田博子代表理事がイチローさんの事務所関係者に合同練習などできないか相談したところ、今回の女子高校野球選抜強化プログラムが実現した。選抜チームは全員3年生で、大学やクラブチームなどで野球を続ける選手が参加した。イチローさんは現役引退後、高校生に指導するなど、アマチュア球界も含めて野球界の裾野拡大や発展に貢献してきた。

 女子野球の競技人口は近年増加し、2万人以上とされる。今夏の全国高校女子硬式野球は決勝が初めて甲子園で開催された。プロ野球界では西武、阪神に続き、巨人が今月8日に女子チーム創設を表明。一方、10年に発足した女子プロ野球リーグは退団が続き、今年7月21日に所属0人となり事実上消滅した。

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2021年12月19日のニュース