日本ハム自由契約の秋吉「オファーを待ちながら練習を続けています」心境吐露

[ 2021年12月18日 05:30 ]

日本ハムを自由契約になった秋吉
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 日本ハムを自由契約となった秋吉亮投手(32)が17日、スポニチ本紙の取材に応じ「お金というより野球を続けたい気持ちの方が強い。このまま野球が終わる(現役を引退する)ことだけは嫌なので。今はオファーを待ちながら練習を続けています」と心境を吐露した。

 現在は都内で自主トレをしながらNPBの球団からのオファーを待っているが、ここまで具体的なものはなし。入団が決まっても今季年俸5000万円からの大幅ダウンは必至だが、まずはプレーする環境を望んでいる。

 ヤクルトから移籍1年目だった19年に53試合で25セーブを挙げたが、昨季は33試合に減少。プロ8年目の今季は8月に国内FA権を取得も、自己最少の10試合登板に終わった。オフには日本ハムが来季の保有権を放棄して大田、西川とともに自由契約となり、稲葉篤紀GMは「選手が制約のない状態で移籍先を選択できることが重要と考えた結果」と説明。すでに大田はDeNAへの入団が決まっており、秋吉の危機感は強い。

 「今はオファーを待つしかない。まだまだ(NPBで)野球をやりたい」と秋吉。17年WBCでは侍ジャパンにも選出されるなど経験豊富な32歳のサイド右腕は、吉報が届くことを信じ、来季に備えて自主トレを続ける。

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2021年12月18日のニュース