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巨人・岡本和 2年連続2冠も…打率が課題

[ 2021年12月18日 05:30 ]

巨人の岡本和
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 【データで振り返る21年12球団記録レビュー 5】手放しでは喜べなかっただろう。巨人の岡本和は今季39本塁打、113打点で昨年に続き本塁打王と打点王の2冠を獲得した。ただし9月24日阪神戦で38号を打ってから10月15日ヤクルト戦の39号まで70打席連続ノーアーチ。村上(ヤ)と同数で本塁打王を分け合い、確実視された40本塁打にも届かなかった。

 それでも25歳シーズンまでに本塁打王、打点王各2度と3冠タイトルを4度獲得した。25歳までに4度以上の3冠タイトルは中西太(西鉄)の10度を最多に6人目。巨人では王貞治7度、長嶋茂雄6度、川上哲治5度に次いで多く、レジェンドに迫る量産ペースだ。

 もっとも打率は・265でリーグ22位。昨年の・275(15位)から打率、順位とも数字を下げた。本塁打、打点の2冠を獲得した打者の打率としてはワースト8位。巨人では62年王貞治の・272を下回る最低打率と打撃の精度を欠いた。

 今季はDeNA戦が打率・341、広島戦も・301とよく打ったが中日戦は・198と低迷。個人別では大野雄に・150、柳に・222と左右両エースに手を焼いた。通算でも中日戦は・231とセ5球団中では最も低い。

 巨人でシーズン3割、40本塁打、100打点をマークしたのは10年ラミレス(打率・304、49本塁打、129打点)まで延べ16人。最多は王の11度だが、日本人の右打者はいない。来季は打率を上げ、自身初となる「3割、40本塁打、100打点」を狙いたい。(記録課・宮入 徹)

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