広島・田中広 現状維持の1億5000万円でサイン 2年契約最終年で不振脱出を

[ 2021年12月16日 12:07 ]

現状維持でサインし、2年契約の2年目となる来季に名誉挽回を誓う広島・田中広
Photo By スポニチ

 2年契約の1年目を終えた広島・田中広輔内野手(32)は16日、広島市内の球団事務所で交渉し、現状維持の推定年俸1億5000万円プラス出来高で契約を更改した。

 今季は開幕戦に「1番・遊撃」で先発出場するも不振から抜け出せずに、出場81試合で打率206、2本塁打、8打点に終わった。高卒3年目の小園に遊撃の定位置を奪われ、シーズン途中から三塁にも挑戦。守備固めなど途中出場が続いた。

 10月上旬には右膝手術を受けた19年8月以来となる登録抹消を経験。その後は若手に交じって「みやざきフェニックス・リーグ」や秋季練習に参加するなど来季の逆襲に向けて備えており、「来年に向けて、少しでも自分の課題をつぶしていけるようにしたい」を意気込んでいた。

続きを表示

2021年12月16日のニュース