オリックス・小田 自己最多出場で300万増 CSサヨナラ打は「たまたま」

[ 2021年12月16日 11:21 ]

<オリックス契約更改>契約更改を終え会見する小田(撮影・後藤 正志)
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 オリックスの小田裕也外野手(32)が16日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、300万円増の年俸2400万円でサインした。

 今季は代走や守備固めを中心に自己最多101試合に出場。シーズン中の安打はわずか1本だったが、ロッテとのCSファイナルS第3戦で1点を追う9回無死一、二塁からサヨナラ打を放ち、チームを日本シリーズに導いた。

 「年間けがなく1軍戦力として100試合出られて良かったのはあるんですけど、やっぱり守備走塁がメインなので打つ方が物足りないところがあるので、そこは反省する点。納得いかない部分もあります」と1年を振り返った。

 CSでの劇的な一打は周囲から反響があったものの「たまたまあそこの場面で回って来て、Tさん(T―岡田)、安達さんがつないでくれた勢いに乗れた」と謙虚に語った。

 来季に向けて打撃向上、メンタルコントロールを課題にあげ「もちろんスタメンでというか、頭から試合に出て活躍したいというのはある。いつ誰がけがするか分からない。チャンスは少ないが、集中して結果を出せるように」と誓った。

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