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エースにはエース!! ソフトバンク・藤本監督 千賀は来季、オリックス・由伸にぶつける

[ 2021年11月22日 05:30 ]

第2クールから合流し第4クールまでのメニューを終えた千賀は室内練習場を移動する
Photo By スポニチ

 エースにはエース――。ソフトバンクの藤本博史監督(58)が宮崎秋季キャンプ第4クール最終日の21日、来季の“由伸対策”を明かした。指揮官は、来季のオリックス戦で千賀滉大投手(28)を相手エースの山本にぶつけ、競り勝つイメージだ。千賀はこの日、志願して参加した秋季キャンプを打ち上げ、福岡に戻った。

 1点をもぎ取るイメージだ。山本が先発しオリックスが先勝した日本シリーズ第1戦をテレビ観戦した藤本監督が、早くも来季オリックス戦のエース対決プランを明かした。

 「山本君はなかなか打てないが、あえて千賀をぶつけるべきだと思う。山本君を勝たせるとチームが勢いに乗るだけ。球数を投げさせて1点でも多く取る方がチャンスはある。僕はぶつけたいです」

 工藤前監督体制での20年シーズンでは、千賀対山本の投げ合いは4度あった。結果は2勝2敗の五分。相手の勢いを止めたことでリーグ優勝と4年連続日本一にもつながった。ただ今季は、千賀の負傷離脱の影響もあり、実現しなかった。チームもBクラスの4位と低迷した。指揮は藤本監督にバトンタッチされたが、あえて“再戦”のプランを掲げた。「逃げる必要はない。攻略できないからエースを外すのは、最初から負け。攻める気持ち、攻めの野球で千賀で勝って勢いを付けたい」と強気に出た。

 期待のエースは、この日をもって自主参加した宮崎秋季キャンプを打ち上げた。今季は東京五輪後の後半戦からフル稼働し6年連続2桁10勝をマーク。来季に向けて第2クール初日の9日から参加してきた。当然、日本シリーズは映像でチェック。「4年間も、あんな舞台でやれていたのは幸せ者と、凄く思った」と客観視した。

 山本との投げ合いの話題には少し笑みを浮かべて言った。「シビアな試合になる可能性が高くなるので、嫌といえば嫌ですけど。でも知った仲だから楽しいのはある。ヨシノブもそうだし、僕も頑張らないと、と思います」。ともに東京五輪金メダルの侍。来季、楽しみな対決が増えた。(井上 満夫)

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