阪神 秋季練習に第5クール追加 井上ヘッド「鳴尾浜で若手だけの練習を3日間はさせる」

[ 2021年11月22日 05:30 ]

阪神・井上ヘッドコーチ(左)と矢野監督
Photo By スポニチ

 異例の「おかわりクール」だ。阪神の井上ヘッドコーチは21日、当初は24日までの4クールの予定だった秋季練習に、若手中心の第5クールを追加したことを明かした。

 「第5クールというのは、鳴尾浜で若手だけの練習を26、27、28日の3日間はさせる。小幡、高寺とか若い選手を8、9人は平田さん(2軍監督)に預ける。どこまでが若手か分からんけど、1軍で少し頑張っていたという選手は、そこ(24日)で終わらす」

 東京五輪の関係で異例の日程となった今年は秋季キャンプは行わず、野手=甲子園、投手=鳴尾浜に分かれて3勤1休で秋季練習を実施。主将の大山や盗塁王の中野も参加し、連日ハードなメニューを消化中だが、平田2軍監督の要望もあり、今季主に2軍だった選手には3日間の“延長戦”が用意された。

 第5クールは野手も鳴尾浜で練習し、矢野監督が視察する可能性もある。甲子園が打ち上げとなる24日の練習後には、恒例の球場大掃除も実施予定。月末まで体も精神もみっちりと鍛え上げる。

続きを表示

2021年11月22日のニュース