来年45歳の中日・福留が異例の昇給 300万円増の3300万円「優勝争いに入っていけるチームに」

[ 2021年11月21日 05:30 ]

中日・福留
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 中日・福留孝介外野手(44)が20日、ナゴヤ球場で交渉し、300万円増の推定年俸3300万円で契約を更改した。14年ぶりに古巣復帰した今季は主に代打の切り札として91試合に出場し、打率・218、4本塁打、18打点。好機で勝負強さを見せ、来季45歳シーズンで異例の年俸アップを勝ち取った。

 「来年も野球をやらせてもらえることに感謝。チームは厳しい状況だったが、若い選手たちと話をしながら手伝えることができたのは一つの収穫」
 
 来季はPL学園の先輩でもある立浪監督の下でチームの勝利に全力を注ぐ覚悟だ。「個人的な目標はない。何とか優勝争いに入っていけるシーズンにできたらいい。少しでも手助けできるようにしたい」。新人だった99年は優勝し、祝勝会のビールで“襲撃”した思い出もある。「年齢も重ねたので(次の機会は)おとなしめにしておきます」。伝え聞いた指揮官は「そうなればビールで頭割ってもらってもいいですよ」と笑顔で歓迎した。(中澤 智晴)

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