元巨人監督・堀内さん「この1勝で何かが変わるかな?」 巨人ナインから「覇気が感じられない」

[ 2021年10月21日 15:34 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2021年10月20日    横浜 )

堀内恒夫氏
Photo By スポニチ

 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(73)が20日夜に自身のブログを更新。同日のDeNA戦(横浜)に3―2で勝利を収めて球団史上4度目となった10連敗を止め、14試合ぶりの勝利を挙げた古巣・巨人について言及した。

 巨人は自身7連敗中の先発右腕・山口が初回に2点先制されるも、直後の2回にウィーラーの15号2ランで同点。お互いに走者を出しながら残塁の山を築き2―2のまま試合が進行したが、7回に丸が21号ソロを放ち、これが決勝点となった。

 試合後に更新したブログで「今日のDeNA戦観ていてどうだっただろうか」と書き出した堀内さんは「連敗が止まった。それも大事なことだが申し訳ないけどただそれだけのように思えた。本人たちは、その場その場で一生懸命やっているに違いない。ただ、試合全体をみると…ホームランで決まった試合」とした上で「駆け引きなんかの面白味もないし一番気になるのは選手の覇気が感じられないということ。ファンの皆さんのように周りの人たちの方が盛り上げようとしてくれている。そんな気がする」と私見をつづった。

 その上で「この1勝で何かが変わるかな?」と堀内さん。残り2試合となった巨人の奮起に改めて期待した。

 巨人は20日の勝利でクライマックスシリーズ(CS)進出に王手。21日は試合がないが、首位・ヤクルトと敵地・神宮で対戦する4位・広島が敗れると巨人の3位が確定し、CS進出が決定する。

続きを表示

2021年10月21日のニュース