巨人・亀井が引退会見「自分の中では5月に決めた」「思い通りのバット軌道が描けない」ケガ完治せず決断

[ 2021年10月21日 14:17 ]

引退会見を行う巨人・亀井(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 今季限りでの現役引退が発表された巨人の亀井善行外野手(39)が21日、都内で引退会見を行った。

――引退決めた時期、最大の理由は
 「今シーズンの成績もそうですけど、昨年のケガが完治することがなく、パフォーマンスの方で良いプレーができない。自分の中ではこういう数字になることは感じていました。開幕戦では代打でサヨナラ本塁打を打ちましたけどあれが今シーズン一番の当たりでした。自分の中では5月に引退を決めました。大塚副代表、原監督には9月の上旬に伝えたんですけど、自分の中では5月に決めました」

――5月に決めた理由
 「思い通りのバット軌道が描けない。そういったことに納得ができない。ケガが治りそうにもないという判断でしたね」

――相談は
 「一人で悩みました。家族にも5月に決めたときは怖くて言えなくて。本当に悩んで。妻には今年最後になるかもしれないから覚悟しといてくれとは言いましたけど、はっきりとは言えなかったですね。辞めると言うことが自分の中でも想像できなくて。引退するという言葉が怖くて。9月上旬、大塚副代表、原監督に伝えた後に、家族に伝えました」

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月21日のニュース