ブレーブスが22年ぶりのWシリーズ進出に王手 今季20勝のウリアスに3発を浴びせて快勝

[ 2021年10月21日 12:36 ]

ナ・リーグ リーグ優勝決定シリーズ第4戦   ブレーブス9―2ドジャース ( 2021年10月20日    ロサンゼルス )

2回にウリアスから本塁打を放ったブレーブスのロザリオ(AP)
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 ブレーブス(東地区1位=88勝72敗)がドジャース(西地区2位=106勝56敗)を9―2で下して3勝1敗。22年ぶり10回目となるワールドシリーズ進出に王手をかけた。

 ブレーブスは2回にエディー・ロザリオ(30)とアダム・デュボール(33)、3回にフレディー・フリーマン(32)がソロ本塁打をマーク。ドジャースの先発は今季リーグ最多の20勝を挙げ、このシリーズの第2戦(17日)にリリーフとして1イニングを投げていたフリオ・ウリアス(25)だったが、ブレーブスは相手のエースに対し、序盤の一発攻勢で主導権を握った。

 9回にはフリーマンの適時二塁打とロザリオのこの日2本目の本塁打(3ラン)などで4点を追加。先発は当初フアスカル・イノア(23)の予定だったが、肩の故障で急きょジェシー・チャペス(38)が初回だけの1イニングを投げ、その後はドリュー・スマイリー(32)を含む5投手の継投でドジャースをかわした。

 ドジャースの打線は第3戦では10安打で6点を奪ったが、この日はわずか4安打と沈黙。5回にAJ・ポロック(33)のタイムリーで2点を返したものの、5万人の地元ファンを沸かせる場面はほとんどなかった。

 両者は昨年のリーグ優勝決定シリーズでも対決。このときはドジャースが地元ロサンゼルスでの第1戦と第2戦を落としながら、1勝3敗で迎えた第5戦から3連勝を飾って(〇〇●〇●●●)ワールドシリーズに進出している。

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