ヤクルト・清水、浅尾超え日本新48ホールド!「打たれる怖さ知った」今季6敗も糧に大記録

[ 2021年10月18日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―3DeNA ( 2021年10月17日    横浜 )

<D・ヤ>シーズン48ホールドのプロ野球新記録を達成した清水は両手でガッツポーズ(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルト・清水が球史に名を刻んだ。10年の中日・浅尾拓也を上回り、プロ野球新記録となる48ホールドに到達。「まだ実感がないです」と照れ、汗を拭った。

 4―3の8回、4番手で登板。2死から牧に二塁打を許し、申告敬遠などで満塁のピンチを迎えたが、「気持ちを前面に出して、何とか抑えよう」と気迫十分だった。最後は大和を147キロ直球で右飛に打ち取った。

 前半戦は手痛い一発を被弾する場面もあった。「打たれる怖さを知った。丁寧にいくところ、大胆にいっていいところ、感じ取って投げるようになった」。今季6敗を喫し、失敗から学んで成長した証が新記録に。「見られる目は変わってくる。自覚を持って、チームを代表する選手に今後もなっていきたい」と力強かった。

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2021年10月18日のニュース