また奥川にヤられた…阪神・大山が意地の2戦連発21号も空砲 積極攻撃も実らず1点止まり

[ 2021年10月9日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-4ヤクルト ( 2021年10月8日    神宮 )

<ヤ・神>4回、大山は奥川(左)から右越えソロを放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・大山が放った意地の一撃も、空砲に終わった。4回2死無走者。フルカウントからヤクルト先発・奥川の高め直球を捉え、右翼最前列に2試合連続の21号ソロを突き刺した。

 「しっかり打席の中で攻めて行った結果がホームランになって良かった」。3ボールから直球で追い込まれたが、力勝負では負けなかった。この一撃で10月は早くも4本目の本塁打。主砲は奮起したが、その後、打線はあと1本が出なかった。

 1―4とリードを広げられた直後の6回は先頭の代打・木浪が右前打。無死一塁と反攻機を築き、1、2番コンビへと回した。だが…。近本が初球を打ち損じて二ゴロ、続く中野も2球目の直球を仕留めに行くも、二ゴロ併殺に打ち取られチャンスの芽を枯らした。積極攻勢も、結果にはつながらなかった。矢野監督は「うちとして大事にしている」と姿勢は評価しつつ、「結果はプロとして求められる。俺らも成長していかなあかんし、そういう(積極的な)気持ちを持ちながらどう結果につなげていくか」と課題を口にした。

 続く7回も攻めあぐねた。奥川から、2本の安打と四球で2死満塁。代打・糸井を送ることで好投を続けてきた右腕も降板させた。だが…。一発が出れば逆転、長打なら同点もあった場面で糸井は左腕・田口の前に空振り三振。終わってみれば5安打1得点の拙攻劇を演じ、これで奥川の登板試合は3連敗だ。

 試合前の円陣。声出しは主将の大山が務めた。「みなさん戦う準備はできていますか?絶対勝つぞ!さあ行こう!」。一丸となって臨んだ一戦は悔しい結果に終わったが、下を向くにはまだ早い。試合後の大山は気持ちを切り替え前を向いた。

 「前を向いてやっていくしかない。反省するところはしっかり反省して、また明日から勝ちに向かって、チーム一丸となってやっていきたい」。最後まで諦めない。今こそ猛虎の底力を見せる時だ。(長谷川 凡記)

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